2021年5月に注文していた新型ヴェゼル(RV5 2021年モデル) がようやく納車されたので、純正インナーミラーをMAXWIN製のデジタルインナーミラー MDR-A001B(リアカメラ車内設置タイプ)にDIYで交換しました。
MAXWIN MDR-A001Bの詳細 → https://maxwin.jp/item/mdr-a001b/
■デジタルインナーミラーに交換した理由
ドラレコをなるべく目立たず美観を損ねずに取り付けしたいと考えていたところ、MAXWIN MDR-A001であればカメラ配線1本以外は目立たずに取りまわすことができると考え選択しました。欲しい機能はドラレコなので、配線が目立たなければドラレコ単機能のもので良かったので、ドラレコとして画質に定評のあるVANTURE N4も検討候補としていましたが、本体をウィンドウからぶら下げる形で取り付けするので意外と目立つ&配線を美しく取りまわせるイメージが湧かなかったので選択肢から外しました。
MAXWIN MDR-A001はミラー本体の質感が安物中華っぽく無かったのも選択した理由の一つです。
■準備したもの
デジタルインナーミラー本体の他に下記パーツを購入しました。
①新型ヴェゼルに対応したミラー取付ブラケット
MAXWIN純正ブラケットで車種別に専用形状のものが用意されています。
車種別対応表 → https://maxwin.jp/download/2464
購入したのは下記品番になります。
MAXWIN MR-KIT39 MDR-C MDR-A MR-Aシリーズ用 車種別ミラー取付ブラケット
②電源取り出しハーネス
ヒューズボックスにコネクターを接続するだけで既存ハーネスを加工せずにバッテリー常時電源、ACC電源を取り出しできます。私はアマゾンで下記製品を買いましたが、フィット4と共通品のようなのでフィット4用のもっと安い物でも良いと思います。
A.K factory 新型ヴェゼルe:HEV(RV5)対応 電源取り出しオプションカプラー (分岐タイプ)
③MAXWIN純正microSDカード128GB
記録媒体としてMAXWIN純正microSDカード128GBを本体とセットで購入しました。少し割高ですがDIYで取り付け後に動作不良が発生した際、原因切り分けでSDカードの相性問題を考慮せずに済むと考えて保険を兼ねて選びました。
■ミラー交換作業
交換作業はトータル4時間ほど掛かりました。時間がかかったのは「純正インナーミラーの取り外し作業」と「リアカメラの配線ルート決め」です。
純正インナーミラーを取り外すには自動ブレーキのカメラユニットのカバーを取り外す必要があります。カバーの外し方はインターネットをいろいろ検索しましたが見つけられず、力ずくで外しました。カバーを固定している爪の位置は下記写真の黄色丸印の部分になります。
純正インナーミラーのブラケットはマイナスドライバーの先端を台座根本に差し込み、力ずくで外しました。正しい外し方はブラケットを回転して外すようですが、狭い車内での上向き作業になるため力が入らず回せませんでした。取り付けは六角形の台座部分にブラケット側の爪をあてがい、回転すると爪がかかりがっちり固定されます。
■電源配線とフロントカメラの配線
ミラー本体の交換が完了したら電源配線を運転席足元付近まで通します。配線はルーフ内張りの隙間に押し込むだけでうまく隠すことができました。運転席側Aピラーはカバーを少し浮かせた状態にして、カーテンエアバッグ展開時に邪魔にならなそうな位置に配線を通しました。運転席足元のアクセルペダル上側にフューズボックスがあるので電源取り出しカプラーを接続し、取り出した常時電源とACC電源のギボシ端子にミラーの電源配線を接続しました。GND線はアクセルペダル周辺のボルトに頭にナットで固定しました。
■リアカメラの配線
リアカメラの取り付け位置を決めた後に、リアカメラ側からフロントカメラ側へと配線作業を行いました。リアカメラの取り付け位置は後方視界の妨げにならないようにリアウィンドウ内側上部の左右中央に取り付けました。配線はリアウィンドウ真上に用意されているサービスホールからバックパネル内⇒運転席側蛇腹グロメット⇒Cピラー内⇒サイドステップ⇒運転席足元の配線ルートとしました。
インターネットでリアカメラ取り付け例を調べると、配線はルーフを通すことが多いようですが、カーテンエアバッグをうまく避けるのが難しそうなのと、Bピラー上側を通すのが難しいと感じたためサイドステップを通しました。サイドステップ部は既存のリア行きハーネスが通っているため、それに沿わせて配線していくイメージです。
苦戦すると想定していたパネル内とグロメット内の配線通し作業については、1mほどのコシのある針金を利用したところ比較的容易にクリアできました。
■デジタルインナーミラーの感想
昼間は太陽光の当たり方によって液晶画面に風景が映り込み、見えにくいと感じることがありますが、反射防止フィルムを貼れば改善されるかもしれません。夜間は光を放つ液晶画面が視界に入るため、慣れるまでは気が散ると感じましたが1週間ほど経ったら気にならなくなりました。距離感についても初めは違和感がありましたがすぐに慣れました。デジタルは左右方向の視野がかなり広いので、追い越し車線を走行する車がサイドミラーの死角に入った状態でも車の後端がインナーミラーの端に映るので見落としを防げます。通常ミラーに近い視野と距離感に調整するための拡大表示機能もありますが使っていません。画質についてもミラー機能としては必要十分です。
普段は主に妻が車を運転していますが、いまのところ違和感なく使用できているようです。
ドラレコとしての機能・画質について、昼間/夜間ともに停車中であれば周辺車両のナンバーまではっきりと確認できます。走行中のすれ違いや追い越し車両のナンバーは一部文字なら確認できるといったところです。VANTURE N4などと比べると画質・解像感は劣るものの事故などの際の状況把握には十分と思います。
■まとめ
当初の目的通り、美観を損ねずにドラレコ機能を追加できたのでデジタルインナーミラーに交換して大満足です。8.88インチの液晶がバイザーと干渉せずちょうどよいサイズ感です。ミラー交換作業はポイントさえつかめれば特に難しい作業では無かったのでぜひ皆さんも挑戦してみてください。
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